来年6月に開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグ組み合わせ抽選会は6日午後1時(日本時間7日午前1時)から同国北東部のコスタドサウイペで行われ、5大会連続5度目の出場で初のベスト8入りを目指す日本が対戦する3チームが決まる。

 抽選会は155カ国・地域に生中継される。真夏の日差しが照り付けるブラジル有数のリゾート地に約2000人の報道陣が押し寄せ、世界注目のイベントに向けた熱気が高まってきた。

 出場32チームを4チームずつA-Hの8組に振り分ける抽選は、最多6度目の優勝を狙うブラジルや2連覇が懸かる国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位のスペインなどシード国が入った第1グループから順に行われる。開催国ブラジルのA組はあらかじめ決まっている。

 日本は韓国、イランなどのアジア勢と、メキシコなどの北中米カリブ海勢とともに第3グループに入っており、3順目の抽選となる。