サッカーの日本代表は2日、国際親善試合のウルグアイ戦(5日・札幌ドーム)に備え札幌市内で合宿2日目の練習を行い、本田圭佑(ACミラン)や長友佑都(インテル・ミラノ)らが合流して23選手全員が顔をそろえた。

 -日本代表合宿に参加しての雰囲気は。

 本田

 最初はこんな感じだったかな、と。明るめの感じですよね。監督が言っていたのは「自分自身も選手だったから、そっち(選手)側の気持ちは分かる」と。まだそんなに話してないが、コミュニケーションは取りやすい。

 -練習を見る限り、ミランと同じ3トップの右サイドが予想される。

 本田

 ミランでは1日1日結果を出すためにやってきた。その可能性は十分あると思う。それが評価されて選ばれたのだと思う。しっかりと両方で結果を出したい。

 -リーグの開幕戦で結果を出していい形で合流できた。

 本田

 気持ちの面では(点を)取って帰って来るのと、取らずに帰ってくるのは違う。精神的にいい状態で臨める。

 -アギーレ監督の印象は

 本田

 英語でコミュニケーションが取れる。スペイン語は難しいけど。ジョークとかもあるし。初日で、人となりがどうかというところは、少しでも見えたと思う。

 -ザッケローニ前監督との練習の違いは。

 本田

 まだそれを言うには早い。これからだと思う。

 -W杯ではチームメートに厳しいことも求めてきた。

 本田

 自分自身、厳しくやってきたつもりはない。勝ちたい気持ちから。厳しいことを言う必要があれば言うし、必要ないなら柔らかい言い方でいいだろうし、状況に応じてやりたい。

 -自分自身が引っ張っていくという気持ちは。

 本田

 引っ張っていくというか、自分1人じゃなく、全員が必要だと思う。責任感を持つ選手が1人でも多くなれば、チームとしてのレベルは上がる。

 -リーグ開幕戦後、今年の目標は少しずつ言いたい、と言っていたが、その目標というのは。

 本田

 次の試合で点を取りたいです。

 -ミランと同じ4-3-3で代表にどう還元するか。

 本田

 いくつかあると思うが攻撃面では、シンプルだけど、点に絡むということで還元していきたい。