日本代表が劣悪ピッチで王国・ブラジル戦に臨む。13日、会場のシンガポール・国立競技場での前日練習前、はげあがった芝生を選手たちがジッと見つめた。

 天然芝と人工芝のミックスだが、天然芝が少ない。砂が剥き出しになり、MF森重真人(27=東京)は「ゴルフのバンカーみたい」とこぼした。それでも条件はブラジルと同じ。森重は「全員が共通意識を持ってやれれば。縮こまってやってはいけない。チャレンジしないといけない」と言い切った。