<国際親善試合:日本2-1オーストラリア>◇18日◇ヤンマー

 MF長谷部誠(30=フランクフルト)はボランチでフル出場し、勝利に貢献した。

 試合開始時の4-3-3システムでは、アンカーに入った。前半終盤からザッケローニ監督時代の4-2-3-1システムに変更すると、MF遠藤とダブルボランチを形成。安定したプレーで試合を落ち着かせた。同40分には、遠藤の右CKから、ニアサイドで頭で合わせたが、相手にクリアされた。

 試合後には「立ち上がりは良くなかったが、修正して自分たちのゲームができた。試合を通して評価しづらいと思うが、勝てたことは良かった」と振り返った。システムの変更については「前半途中からシステムを変えて、はまるようになった。いいリズムで試合ができた」と話した。

 来年1月のアジア杯については「連覇を目指してがんばります」と意気込んでいた。