<国際親善試合:U-21日本3-0バングラデシュ>◇18日◇ダッカ・バンガバンドゥ国立競技場

 U-21(21歳以下)日本代表FW南野拓実(19=C大阪)が、手倉森ジャパン初ゴールを挙げた。1-0の後半27分、FW浅野拓磨(20=広島)が左からゴール前に落としたボールに反応。相手DFとGKの間に落ちたところに誰よりも早く到達し、右足でゴール右に流し込んだ。

 その3分後には初アシストもマーク。左サイドを崩して折り返し、FW浅野の右足に合わせた。前半は劣悪なピッチに苦しんだが、後半に1得点1アシストと結果を残し「アジアの厳しい環境で難しいゲームになったけど、イライラせず、最後は技術で相手を倒せて良かった」と振り返った。

 10月のU-19アジア選手権(ミャンマー)まではU-19代表に専念していたが、U-21代表への招集が解禁。初の遠征で手倉森監督にアピールし「攻守に教えてもらうことが多かったし、いい経験になった」と手応えをつかんだ。