<フットサル国際親善試合:男子日本代表5-2男子クロアチア代表>◇20日◇グリーンアリーナ神戸

 男子日本代表が欧州の難敵クロアチアを圧倒した。前半14分のFP森岡薫(35=名古屋)の第2PKからの先制点を皮切りに、前半だけで3-0とリード。後半はクロアチアのパワープレーに劣勢を強いられる時間帯もあったが、FP小曽戸允哉(31=大分)の2得点で突き放した。

 今年は5月のアジア選手権で決勝でイランを下して2連覇を達成。16年のアジア選手権で3連覇、同年のW杯コロンビア大会でベスト8進出を目指すが、ミゲル・ロドリゴ監督(44)は「目標として口に出すのではなく、行けるかなという実感がある。これまで落ち着いて挑めなかった強豪に対しても、落ち着いて挑めるように対応できるようになった。着実に謙虚に進んでいきたい」とチームの成長に手応えを示していた。