アジア杯で敗退した日本代表のアギーレ監督らが25日早朝、シドニー国際空港から日本への帰路に就いた。既に本田、香川、岡崎、酒井の4人は前日24日に欧州に向けて出発し、各所属クラブに戻った。

 この日は、アギーレ監督とコーチ陣、国内組の選手に加えて、DF吉田、FW乾、清武ら一部の欧州組も同行。PK戦の末に敗退した23日の準々決勝アラブ首長国連邦(UAE)戦で負傷したDF長友も、一時、日本に帰った。

 シドニー国際空港に到着すると全員がそろって一斉に搭乗口に向かい、ほとんど取材に応じる選手はいなかった。

 アギーレ監督の八百長問題で揺れる日本は、アジア杯で4強入りを逃し、2連覇が消えた。14年W杯ブラジル大会でも1勝もできずに1次リーグ敗退しており、今後は再建が期待される。