シンガポール遠征中のU-22(22歳以下)日本代表・手倉森誠監督(47)が13日、同市内で行われたU-23シンガポール代表戦(14日、ジャラン・ベサル競技場)の公式会見に出席した。

 1カ月半後に控えるリオデジャネイロ五輪アジア1次予選に向けた予行演習で「我々の予選会場はお隣の国(マレーシア)である。今までやってきたことの準備、表現をする試合になる」と話した。

 敵将のイスカンダル監督(39)は、04年3月31日のW杯ドイツ大会アジア1次予選・日本-シンガポール(2-1)にフル出場していた。「あの時はヒデトシ・ナカタ(中田英寿)やシンジ・オノ(小野伸二)がいて素晴らしい経験になった。今回の選手にも、日本相手に同様の経験をしてほしい」と期待した。

 同席した日本のMF遠藤航(22)は「まず気候に慣れることが目的。アウェーでも勝てるよう最高のパフォーマンスを見せたい」と意気込みを示していた。