25日の合宿初日から体調不良者が続出したが、岡田武史監督(52)は冷静だった。「重傷者が出たわけではないし、いつも万全な準備の中で試合ができるわけでもない。タフになれるチャンスだと前向きに受け止めたい」。26人中、欧州組を除く23人が集合する予定だったが、故障や体調不良で4人が合流できず、右胸部打撲のFW興梠も別メニュー調整だった。

 左太もも裏痛のDF闘莉王は28日以降に東京で合流する方針で、発熱したFW大久保とDF長友の合流見通しも立っている。ただ発熱から1度回復しながら、24日に再度発熱したMF香川については「いつの合流になるか分からない。ドクターの方針で熱が下がっても2日は合流しないことになっている」と説明した。この日、チーム全員にうがい薬が配られ、移動時のマスク着用が徹底された。「私の体調はすこぶるいいですけどね」と岡田監督は最後まで穏やかな表情だった。