岡ちゃんアジア杯日程変えて強豪対戦計画
日本代表の岡田武史監督(52)が2日、11月のアジア杯予選2戦をずらし、その日に強豪国と試合を行う計画を明かした。東京・文京区のJFAハウスでスタッフ会議を行い、11月14日、18日に予定される香港戦の延期を同国協会に要請したことを明言。国際Aマッチデーとなる2日間の日程を空け、同時期にW杯出場権を獲得済みの欧州や南米の強豪国との親善試合を実現したい意向を示した。
強豪国とのマッチメークへ、岡田監督が「剛腕」を発揮する。アジア杯予選となる香港戦2試合で費やしてしまうはずの11月14日、18日の国際Aマッチデーを空ける準備を進めていたことが分かった。アジア連盟(AFC)の規定で、対戦の順番を動かさなければ、対戦国協会との協議で試合日程を変更できることに着目。岡田監督は「もう香港協会に要請は出していると思う。(変更できれば)力のあるチーム(とやりたい)といっている」と明かした。
既に、来年1月6日に予定されていたアジア杯予選イエメン戦を同下旬へと動かした。そのイエメン戦前までに香港戦2戦を消化できれば問題ない。11月までには、欧州予選は9チームが1位通過で本大会出場を決めている。また南米予選も上位4チーム、北中米カリブ海予選も上位3チームが出場権を得ている。岡田監督が「W杯までにいろいろな地域とやりたい」と希望するように、強豪国とのマッチメークの可能性は広がってくる。
岡田監督は先月視察したコンフェデレーションズ杯で、イングランド代表カペッロ監督やブラジル代表ドゥンガ監督に対戦を直談判した。8月12日にはオランダ-イングランドも視察する予定で、再びカペッロ監督との接触も可能だ。予選突破を前提に、強豪国は11月14、18日に親善試合を組み始めている。協会挙げて対戦を熱望している世界ランク1位のスペインは18日が未定。また、イングランド、イタリアなどは両日とも未定で、有力な対戦候補となりそうだ。
同監督も「オファー先は欧州予選1位の国? 候補になるでしょう。あまり言えないけど」と可能性を否定しなかった。短期間でもあり、欧州に出向き、海外組を招集して一気にアウェー戦を行いやすい時期となる。W杯ベスト4入りへ、最強メンバーをそろえて強豪国とガチンコ勝負できるチャンスとなりそうだ。【藤中栄二】
[2009年7月3日9時0分 紙面から]
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