セリエAのカターニャFW森本貴幸(21)が、日本代表の9月のオランダ遠征で初招集される可能性が高くなった。16日、国際親善試合イングランド-オランダ戦(12日)の視察から帰国した岡田武史監督(52)が「呼ぶなら、次(のオランダ遠征で)呼んだ方がいいと思う」と示唆した。移籍3シーズン目の昨季後半にレギュラーを獲得した森本が、得点力不足を指摘される岡田ジャパンの起爆剤となるかもしれない。
岡田監督は到着した成田空港で、森本の招集について聞かれると「(大木)コーチが(15日の)イタリア杯を見に行ってくれている。チームに必要だと思えば、呼びますよ。呼ぶなら、移動距離もあるんで、次(9月のオランダ遠征)呼んだ方がいいと思う」と話した。招集するかは明言を避けたが、発言の内容からすると気持ちは招集に傾いている、とも受け取れる。
来年6月のW杯南アフリカ大会まで、確実に欧州組の合流が見込めるのは、本大会直前の5月に予定するスイス合宿を除くと、現時点では9月のオランダ遠征と、11月の南アフリカ戦の前後だけ。そのため、オランダ遠征には中村俊、松井ら今季移籍したばかりの選手も「特別な理由がなければ呼ぶ」という。森本を初招集する絶好の機会だ。
9月5日のオランダ戦や、同9日のガーナ戦で森本が結果を出せば、W杯代表に入ってくる可能性も高まる。イタリアで、もまれた森本にチャンスは巡ってくるのか。オランダ遠征の日本代表は28日に発表される予定だ。【盧載鎭】

