日本代表監督の後任人事問題で、日本協会の小倉純二会長(72)、技術委員会本部長の大仁邦弥副会長(65)は22日、渡欧中の原博実強化担当技術委員長(51)を早ければ24日に帰国させる方針を固めた。9月4日の親善試合パラグアイ代表戦(日産ス)で、代行監督を立てる可能性が高まり、その場合は原委員長が務めることが濃厚になったため。また、今回の交渉の過程を協会幹部、および各Jリーグクラブ幹部、ならびにサポーターに説明する必要性に迫られたこともある。

 原委員長は5日に渡欧。元FCポルト監督のビクトル・フェルナンデス氏、元オランダ代表監督のマルコ・ファンバステン氏と交渉も、難航し長期化している。両者との交渉が最後まで不調だった場合に備え、元アルゼンチン代表監督のホセ・ペケルマン氏と交渉する可能性もあり、9月の親善試合後には、原委員長が再渡欧する選択肢も残されている。

 東アジア連盟総会のため、23日から中国・北京に出張する小倉会長は「原も戻ってくることになる。(交渉が)まとまって戻ってくるか、そうでないかは分からない」と発言。この日都内で、大仁副会長と善後策を協議した。