<キリンチャレンジ杯:日本1-0パラグアイ>◇4日◇日産
DF長友佑都(23=チェゼーナ)が圧倒的な運動量で左サイドを支配し、ザッケローニ新監督に強烈なアピールをした。「セリエAを経験して、スピードも速くなってるし、体格もごつくなっていると思う」。W杯決勝トーナメント1回戦で敗れたパラグアイに「リベンジ」を果たした。
前半から攻守に躍動した。前半45分に左サイドを突破し、中央のFW森本に鋭いクロスを供給。後半29分にも際どいクロスでチャンスをつくった。「常にチームで話し合って、考え方は分かっているから問題ない」。W杯以来の代表での試合も連係は万全だった。
セリエAでの経験と岡田前監督の教えを融合させた。「外国人のメンタリティーを学んだ。試合前に声を掛け合い、集中する姿を見て必要だと感じた。岡田さんから学んだサムライ魂はいつも持っている。イタリアでもそれを持ってやっている」と明かした。
W杯でのパラグアイ戦の敗戦の悔しさは忘れていないが、既に先を見すえている。「セリエAも代表も同じサッカーなので、大きく変わるところはない。自分は成長できるようにやるだけ」。イタリア人新監督のもと、イタリアで磨かれた日本の左サイドバックがさらなる輝きを放つ。

