DF槙野智章(23=広島)がアルベルト・ザッケローニ新監督(57)にピッチ内外で猛烈にアピールする。7日のグアテマラ戦で本職のセンターバック(CB)として先発が決定的。「今回の合宿ではサイドバックでずっとプレーしていたからCBはビックリ。持ち味を出したい」と意欲を表した。

 アピールはピッチ内にとどまらない。6日、宿舎の昼食会場を間違えていたザッケローニ新監督に対し「マンジャーレ(食べる)はあっち」と親切にガイド。「これで僕は新監督に貸しが1つできました」と笑ったが、積極的にコミュニケーションを図っている。

 国際Aマッチ先発は今年1月のイエメン戦以来2試合目。「まずは守備。できたら点も取りたい。今までの代表にないパフォーマンスも考えている。この短期間に新監督にどれだけ印象を焼き付けられるか」。ザッケローニ新監督も注目する実力をピッチ上で披露する。