<キリンチャレンジ杯:日本2-1グアテマラ>◇7日◇長居

 DF槙野智章(23=広島)がザッケローニ新監督に猛アピールした。センターバックで国際Aマッチでは1月のイエメン戦以来2度目の先発。後半開始からはDF長友に代わり、左サイドバックでプレーした。試合前、「できたら点も取りたい」と話していた通り、後半は積極的な攻撃参加を披露した。新指揮官から「槙野ができるポジションはセンターバックだけなのか?

 両サイドはできるのか?」などと名指しで興味を示された。

 槙野も「短期間でどれだけ印象を焼き付けられるか」と気合十分。後半42分には中央を相手ゴール前までドリブル突破し、MF本田のシュートに結び付けるなど、何度も攻撃的な姿勢を見せた。07年のU-20W杯16強進出メンバーで、MF香川、DF内田ら、調子乗り世代の代表格。DF中沢、闘莉王に続く、新生ジャパンを背負うディフェンダーとしても期待される。