12年ロンドン五輪出場を狙うU-21(21歳以下)日本代表-G大阪の練習試合が20日、大阪・万博練習場で行われた。

 U-21日本代表の課題が、練習試合で浮き彫りになった。今合宿は大学生主体の即席チームで、攻め込まれる場面が目立った。相手が控え選手になった後半23分にFW工藤が得点し、引き分けに持ち込むのがやっと。11月のアジア大会に向け不安のスタートに、関塚監督は「守備も攻撃も修正しないといけない。試合を重ねていくことが大事」。MF大塚翔平(20=G大阪)も「まだ連係が出来ていない」と反省した。同代表はこの日、1泊2日の大阪合宿を打ち上げ、週明けにも再び関東圏で合宿を張る予定だ。