インテルミラノの日本代表DF長友佑都(24)が9日、成田空港で9月上旬のW杯アジア3次予選2試合(2日北朝鮮戦、6日ウズベキスタン戦)出場に慎重な姿勢を示した。この日、イタリアに出発。脱臼した右肩の様子について「だいぶいい感じ。でも、あせることはよくない。(W杯3次予選は)間に合うかどうかわからない。じっくり治すことが大事」と話した。

 長友は7月30日のプレシーズンマッチで負傷し、2日に緊急帰国。3日に広島市内の病院で精密検査を受けた。再発防止のため手術の選択肢もあったが、同予選出場を見据え回避していた。この日は特に右腕をかばう様子もなく、表情は明るかったが「日本では絶対安静で過ごしていた。イタリアに戻り、インテルのドクターの診察を受けてから。復帰時期はまだわからない」と、まずは治療に専念する。