日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. トップ
  2. ニュース
  3. 写真ニュース
  4. スコア速報
  5. 日程
  6. 最新メンバー
  7. ザック語録
  8. 日本代表の戦績

酒井先制&アシスト!世界注目SB/U23

日記を書く

前半、先制ゴールを決めた酒井(撮影・田崎高広)
前半、先制ゴールを決めた酒井(撮影・田崎高広)

<ロンドン五輪アジア最終予選:日本4-0マレーシア>◇22日◇クアラルンプール

 大量点の口火だ。U-23日本代表DF酒井宏樹(21=柏)が敵地で行われたマレーシア戦で前半35分に先制点を決めると、後半10分には右サイドからのクロスでFW原口元気(20=浦和)のゴールをアシスト。これまでの代表戦では守備を重視し攻め上がりを控えることが多かったが、大勝が条件となった一戦で攻撃に絡んだ。世界も注目する右サイドバックの活躍で、チームは勢いを取り戻した。

 とにかく一心不乱に酒井は走った。前半35分に日本がハーフウエー付近でボールを奪うと右サイドを疾走。その間にMF東からパスを受けた原口がドリブル。ペナルティーエリアで原口のドリブルが相手に当たると、こぼれたボールが酒井の足元に。右足インサイドで先制点を決めた。酒井は「東からパスをもらおうと思って。原口が崩してくれて、シュートがこぼれるかもと思って走り続けた」と振り返った。

 後半10分には右サイドからファーサイドへクロス。大外から原口がスライディングしながらゴールに押しこんだ。「練習からあの位置に飛び込んでくれと言っていた」。事前の分析通り、相手はボールに気を取られていた。2点目の起点となったFKを獲得したのも酒井が体を張ったから。3得点に絡む活躍だった。

 代表では守備に専念している。所属の柏で見せるような、ワンツーでの突破からの速い低空クロスは封印。柏の強化スタッフも「もっと上がればいいのに」と首をかしげるほど。「自分は守備がまだまだなんで。失点しないことを気を付けている」という男が、珍しくゴールへの色気を見せていた。試合後に酒井は「絶対に点を取りたかった」と弾むような声で話した。

 昨年のクラブW杯での活躍で世界も注目した。国際サッカー連盟(FIFA)が「12年注目の若手13人」に選出。09年のブラジルサッカー留学経験から世界で戦う楽しさを知っただけに、国際試合は気合が入る。試合中は鬼気迫る表情だったが、試合後は笑顔が見えた。予選は残り1戦。「五輪は出ないといけない」と強く言った。

 ◆酒井宏樹(さかい・ひろき) 1990年(平2)4月12日、千葉県柏市生まれ。地元クラブから柏U-15へ。09年にトップ昇格。11年5月から五輪代表に参加。8月にはA代表候補合宿参加、10月にはA代表に選出。昨季は柏の優勝に貢献し、ベストイレブンと新人王に輝く。183センチ、70キロ

 [2012年2月23日9時8分 紙面から]







日刊スポーツの購読申し込みはこちら
釣り情報
釣果情報 再開しました。