ロンドン五輪に出場するU-23日本代表が、ニュージーランド(NZ)五輪代表とマッチメーク交渉していることが24日、分かった。まとまれば、近日中に発表される。7月11日に国立開催を予定しており、同日はなでしこジャパンとダブル壮行試合となる。当初、同日は韓国五輪代表戦を予定していたが、今月に入って韓国協会から「来日困難」の返事がきたため、新たな相手を探していた。
難航していた壮行試合相手探しが、ようやく最終局面を迎えた。日本は、五輪出場チームを中心に交渉し、当初は日韓戦開催で両協会間で話を進めていた。しかし日程上の問題で破談になり、日本協会関係者は「最悪の場合、FIFAランク下位のA代表戦も仕方ない」と、背水の陣で交渉を続けてきた。そこへ、このほどNZ五輪代表から前向きな返答をもらった。
日本協会の原博実強化担当技術委員長は、抽選会場のロンドンに向かう際「まだ五輪出場国との交渉をあきらめてるわけではない。進めている話もある」と話していた。まだ、NZ五輪代表の来日時期や壮行試合後の渡英日程など、同国協会内の詰めの作業が残っている。同国の日程が確定すれば、近日中にも正式サインすることになる。
NZとは、昨年3月29日にA代表同士で復興チャリティーマッチを予定していた。日本協会が粘り強く交渉し、同国も来日を真剣に考えていたが、当時、大震災後の放射能問題などが海外メディアに大きく報じられたことなどもあり、やむなく中止となった。そのため、急きょ、日本代表対J選抜の復興マッチが長居スタジアムで行われた経緯がある。
当時、来日を取りやめた際、NZ協会からは「今回は日本に行けないが、近いうちに日本でプレーすることを楽しみにしています」との連絡があった。今回、1年前の約束が実現される可能性は高い。格下国A代表との試合を覚悟していた日本にとっては、五輪出場国と腕試しできることは、本大会に向けて大きなプラスになる。
日本協会は、オーバーエージ(OA)枠活用方針を固めている。NZ五輪代表戦が実現すれば、OAを含む五輪代表18人のお披露目試合となる。


