関塚ジャパンが、強豪国との前哨戦で弾みをつける。組み合わせ抽選会や海外組選手の視察で渡欧していたロンドン五輪男子代表の関塚隆監督(51)が30日、帰国した。五輪開幕直前の7月中旬から予定する現地での合宿において「強い相手とやることが大事」と別グループのシード国との強化試合を熱望。ブラジル、英国、メキシコが候補で、1次リーグ突破へ実りのあるテストマッチの実現を目指す。
10日ぶりに日本に帰ってきた関塚監督が、引き締まった表情で語った。7月26日のスペインとの初戦に備え、少なくとも1週間前から現地での直前合宿を計画中。協会は出場国との壮行試合実現に向けて交渉中だが、指揮官は「強い相手とやることが大事だと思ってます。スペインと同じスタイルのような国とやれればいいし、(シード国と)実現できればいいですよね」と希望した。
開催国の英国とマッチメークできれば、本場を肌で感じ、無敵艦隊スペイン戦に向けて最高の経験値となる。FWネイマール擁するブラジルなら、1次リーグを2位で通過した場合、決勝トーナメント初戦で対戦する可能性が高く、こちらもこの上ない前哨戦。メキシコなら、恵まれた体格の選手がそろう同じ北中米カリブ海の国で、8月2日に戦うホンジュラス戦を見据えた準備ができる。どの国が相手でも利点はある。
7月11日に国内で親善試合を行うが、直後の14、15日にJリーグがあるため1度解散。直前合宿への出発は16日以降になる。「本番に向けて、そのあたりが一番大事な時期になる」と関塚監督。強豪との前哨戦を踏み台に、メダル獲得へ勢いをつける。【由本裕貴】

