U-20女子W杯の小倉純二実行委員長(74)は8日、早ければ2019年に日本に招致する女子W杯の大会委員長に、なでしこジャパンMF沢穂希(34=INAC神戸)を指名した。この日、表彰式に大会アンバサダーの沢らと表彰式に出席した後「実現できたなら沢さんに大会委員長をやってほしい」と言った。同年はラグビーW杯開催が予定されているため、2023年も候補となっている。

 昨年のW杯優勝後から「サッカー界で沢さんのことを知らない人はいない。影響力は絶大」と協力を要請。沢も「力になれることがあればうれしい」と話していた。ロンドン五輪後も現役続行を決意した沢。現役を続けている場合は難しいかもしれないが、女子サッカー発展への尽力は惜しまない。

 沢と宮間は、決勝戦後の表彰式にプレゼンターとして参加。沢は「U-20世代では史上初のメダルをかけた戦い。なでしこジャパンを目指す上でもいい経験になるのは間違いない。もっと練習して、レベルアップしてほしい」と期待を寄せた。