左膝を負傷したマンチェスターUのMF香川真司(23)について、日本協会側が、W杯アジア最終予選オマーン戦(11月14日)の招集に慎重な姿勢を示した。27日、G大阪-広島戦を視察した原博実技術委員長が「クラブで試合に復帰した状態にまで戻らないと、無理に呼べない」と明かした。香川は23日の欧州チャンピオンズリーグ・ブラガ戦で左膝内側靱帯(じんたい)を損傷し全治3、4週間の診断を受けた。香川の招集が困難な一方、左足親指骨折から復帰したシュツットガルトFW岡崎に関して、同技術委員長は代表復帰できるとの見解を示した。