日本サッカー協会は23日、親善試合ブルガリア戦(30日・豊田ス)、W杯アジア最終予選オーストラリア戦(6月4日・埼玉ス)のメンバー26人を発表した。

 日本代表に初選出されたFW工藤壮人(23=柏)が、30日ブルガリア戦での出場を熱望した。29日にアウェー広島戦を控えており、常識的には連日の出場は難しい。それでも「今、コンスタントにゴールを取れているので、試合がどんどん来るのは楽しみ。もしチャンスがいただけるなら1分でもゴールを狙いたい」と意気込んだ。

 10年アジア大会では優勝しながら出場機会に恵まれず、昨年のロンドン五輪にも呼ばれなかった。「悔しさを自分の中で消化してパワーにしてきた」という工藤にとって、A代表はその悔しさを晴らす舞台だ。

 ザッケローニ監督は「複数ポジションができ、ゴールに向かう迫力がある」と評価する一方で「1度呼ばれたからといって常連ではない。継続した成長も同時に求める」と言う。工藤も「監督がどういう意図で、どういうサッカーをするのか吸収したい」。主力の香川らからも貪欲に学び、さらなる飛躍を期す。