<東アジア杯:日本3-3中国>◇21日◇ソウルW杯スタジアム

 FW原口元気(22=浦和)が背番号11を背負い、見せ場を作った。前半は左サイドから内へ切れ込む動きで、MF高萩とのパス交換。そしてDF槙野が上がるスペースを作るなど攻撃の形を作った。前半19分には、工藤からのクロスに決定的なボレーシュートを放ったが、相手GKの正面だった。背番号11は、ザックジャパン発足当初の10年夏の香川。11年夏には清武が背負った出世番号だ。後半27分に交代した後に同点に追い付かれたが、残り2試合に期待を抱かせる内容だった。