日本サッカー協会は29日、「キリンチャレンジカップ

 2013」のグアテマラ戦(9月6日、長居)、ガーナ戦(同10日、日産ス)の2試合に向けた日本代表23人を発表した。

 「ハマのメッシ」から「ハマのネイマール」へ-。7月の東アジア杯以来の代表選出となった横浜FW斎藤学(23)は29日、横浜市内で軽めの調整。海外組を含む代表合宿の参加は初めてで「楽しみですよね。盗めるものは盗んでいきたい」と意気込んだ。

 今月上旬に髪形を少し変えた。意識したわけではないが、頭頂部だけ茶色に染まったソフトモヒカンは、ブラジル代表FWネイマールをほうふつとさせる。母国開催のコンフェデ杯で大会3連覇&MVPに輝いたネイマールを「相当なプレッシャーの中で結果を出せるのはすごい」と尊敬している。今回の2戦目ガーナ戦は、横浜での開催。斎藤は「まずは試合に出て、結果を残すことが大事になる。前を向いた時に仕掛ける姿勢とか、自分の良さを出していきたい」と地元での活躍を誓った。

 右足首痛も回復し、万全な状態で挑戦できる。ザッケローニ監督からは、この日の会見で「斎藤は相手に的を絞らせない動き、1対1の強さ、仕掛けの怖さを持っている。相手のDFラインの裏に入れる」と評価された。ネイマール級の活躍で代表に定着する。【由本裕貴】