日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が、3-4-3システムへの強いこだわりを示した。日本代表は11日午後5時30分(日本時間12日午前0時30分)からセルビア(世界ランク43位)と、15日午後3時15分(同午後9時15分)からはベラルーシ(同80位)と親善試合を行う。
-欧州を3週間視察した
ザック
ハーフナー、岡崎らを見てきた。多くの選手を見たいので、前回とは招集メンバーを変えた。だいたい手元には50人ほどのリストがある。ここから来年6月まで時間があるので、50人の順位を入れ替えアップデートしている。
-今回はハーフナー、乾、細貝がコンフェデ杯以来の招集となった
ザック
呼ばれなかったから落選ではない。イタリア代表などは25、26人を招集するが、そうするとスタンドで試合を見る選手が出てしまう。それは避けたいので、23人の構成を替えていろいろなメンバーを見ていく方針だ。
-W杯本戦へ向けて年内に骨格を固めるということは、変わらないか
ザック
変わっていない。年内で大筋は決まる。ただ50人のリストを30人にすることはない。50人の中から4、5月に調子のいいメンバーが入るべき。
-今月の2試合で期待することは
ザック
9月から少し期間があいた。止まっている車はさびる。そのさびを落としたい。そしてイニシアチブを取って戦えるかどうかを見たい。