アルガルベ杯で準優勝した日本女子代表が14日、ポルトガルから成田空港に帰国した。佐々木則夫監督(55)は、15年女子W杯カナダ大会の予選を兼ねた5月のアジア杯(ベトナム)に海外組を招集できない可能性を示した。国際マッチデーではなく日本協会が選手を拘束できず、欧州や米国もシーズン中のためクラブ側が招集を拒否できる。同監督は「クラブにお願いはするけど厳しいかも。見通しはグレーな状況」と話した。今回アルガルベ杯のメンバー23人中10人が海外組。FW大儀見や大野、MF川澄ら主力抜きも予想される。指揮官は「国内だけのメンバーでも十分戦えるはず」と言った。アジア杯は出場8カ国中、上位5カ国がW杯に出場できる。