アギーレジャパンの練習が、基本的に公開される可能性が高くなった。日本協会幹部が21日、明言した。日本代表ハビエル・アギーレ監督(55)が「できるだけ、みんなに応援してもらいたい」という意向を示しているという。原則非公開だったザック体制とは正反対になる。

 試合会場で行われる国際Aマッチ前日の公式練習や、重要な戦術練習の実施時などの例外もあるが、同幹部は「どうしても、という時以外は調整していきたいですね」と明言。新生日本代表はサポーターや子どもたちも練習を目にする機会が飛躍的に増えそうだ。

 この日は昼前から東京・JFAハウスで日本代表スタッフ会議を実施した。スタッフが分散した20日の天皇杯3回戦の視察結果を報告し、具体的に戦術に合う選手を見極めるための議論が続いた。28日のメンバー発表に向け、選手選考も体制づくりも着実に進んでいる。