日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日、札幌)、ベネズエラ戦(同9日、横浜国際)の日本代表メンバー23人を発表した。

 鳥栖でセンターバックを務めるDF坂井達弥(23)が、各年代のカテゴリーを通じ初めて日本代表に選出された。自宅で吉報を受け「まさか自分が入るとは」と驚きを隠せなかった。だがGK林と臨んだ記者会見は堂々たるもの。抱負を問われ「夢見た代表入りでうれしい。いち早く戦術を理解し声かけもできればスタメンになれると思う」と闘志を燃やした。今季リーグ戦は右足のけがの影響などもあり出場は4試合のみ。だが183センチの長身を生かした1対1の対人守備や空中戦に自信を持つ。「武器と思っている」という左足のロングフィードも攻撃の起点として魅力だ。東福岡高校の先輩、長友との選出にも「ずっと憧れだったのでうれしい」と声を弾ませた。