日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日、札幌)、ベネズエラ戦(同9日、横浜国際)の日本代表メンバー23人を発表した。

 新潟DF松原健が、最年少の21歳で名を連ねた。U-21日本代表候補の右サイドバックで飛び級での初招集に「選出されて驚きの一言です。光栄に思いますし、これに満足せず、もっと上を目指して代表で刺激を受けたい」とコメントした。今季、J2大分から期限付き移籍した新潟で21試合中20試合に先発フル出場するなど、前半戦10戦負けなしを記録したクラブを下支えした。ベネズエラ戦後に開幕する仁川アジア大会には、新潟からFW鈴木が選ばれているため(招集は各クラブ原則1人)参加しないが、U-21代表監督を兼務する手倉森コーチも高く評価する。柔軟性と正確なクロスが武器の21歳。アギーレ監督の意向を象徴する選出となった。