サッカーの日本代表は2日、国際親善試合のウルグアイ戦(5日・札幌ドーム)に備え札幌市内で合宿2日目の練習を行い、本田圭佑(28=ACミラン)や長友佑都(27=インテル・ミラノ)らが合流して23選手全員が顔をそろえた。

 MF田中順也(27=スポルティング)が、左サイド争いを制した先に「84億円の男」になることを誓った。1日遅れでチーム合流。練習では左サイドから好クロスを入れた。基本布陣4-3-3では、3トップの左に入ることになりそうで「早く代表で得点を取りたい。それが一番のアピールになる」と結果にこだわって定位置獲得を目指す。

 今夏、ポルトガルの名門に移籍。次に移籍する際、スポルティングに支払われる移籍金設定額が6000万ユーロ(約84億円)と発表され同国で話題になったが、田中は「現実的にその金額では出られない。スター選手並みですから。でも、それ(84億円)で出られるように頑張ります」と、自身の価値を高めていくと宣言した。