日本協会の大仁邦弥会長(70)が3日、出張先のフィリピンから帰国し、八百長疑惑が浮上している日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)の話題に触れ「原(専務理事)には、徹底的に調査するように伝えた」と明かした。

 同監督はスペイン1部サラゴサ監督時代、11年5月21日のレバンテ戦に八百長疑惑がかかっている。同会長は「仮の話はできない」とした上で「もし関与していると判明された場合には、それ相応の判断を下す」と話し、スペインの裁判所で有罪となった場合には、日本代表監督の職を解任することを示唆した。また、霜田強化担当技術委員長は「(4日に再来日する)アギーレ監督はスタッフ会議で視察などを含めた報告を受ける」と話した。