欧州でプレーする日本代表選手は、ハビエル・アギーレ監督(56)の八百長疑惑を報じるニュースに戸惑いを隠せなかった。アギーレ・ジャパン初選出となったハノーバーMF清武弘嗣(25)は、16日(日本時間17日)のアウクスブルク戦後、告発されたアギーレ監督の話題を振られると表情を曇らせ「僕に聞かれても、分からないですけど…」と困惑。そして「まあ選手は自分のやることをしっかりやっておけば、いいんじゃないかな」と言うしかなかった。

 一方で、現在ブンデスリーガで8点を挙げているマインツFW岡崎慎司(28)は、ケルン戦後に「アギーレ監督のことなど、いろいろ言われているが、大会連覇を取りにいくことしか考えていない。今回は点取り屋として結果にこだわる」。気にするそぶりは見せず、あくまで自分のプレーに集中する姿勢を貫いた。