日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が八百長に関与した疑いで、不正が疑われる試合が行われたバレンシアの裁判所は19日、予審判事が女性のイサベル・ロドリゲスさんに確定したと明らかにした。告発状の受理の可否は今後決まり「まだ手続きは始まっていない。受理した場合は本格的な捜査が始まる」としている。

 同裁判所によると、判事は20年以上の経験を持つベテラン。広報担当は「受理の結果発表はないが、通常は受理されたその日から、捜査が開始される」と説明した。アギーレ監督が、予審法廷で聴取を受けるよう命じられる可能性もあり、スペインの検察庁は「裁判になれば、数カ月はかかる」との見通しを示している。