眼前のことに集中せよ!

 U-21日本代表の手倉森誠監督(47)が異例のゲキを飛ばした。20日朝、羽田空港着の航空機でタイ・バングラデシュ遠征から帰国。解散前のU-21代表選手に「今、日本サッカーが揺れているが、現場で集中してやるしかない」と訴えた。アギーレジャパンのコーチを兼ねるだけに八百長騒動はただごとではない。「何度もミーティングしてアジア杯への準備をしてきたので、アギーレ監督が続投して安心した」と振り返った。

 ゲキについては「自分にも言い聞かせました」と本音もちらり。29日からはアジア杯の事前合宿が千葉県内でスタートする。「この騒動の中、選手たちをどのように集中させるかに全力を注ぐ。チームをサポートしていきたい」と気持ちを切り替えていた。