霜田正浩強化担当技術委員長は24日、アジア杯で8強に終わったハビエル・アギーレ監督(56)の代表監督としての手腕について「アジア杯に関しては就任してから時間が短かった。次のクール(W杯予選)への1つのステップ。結果は重く受け止めるが、それに対してどうのこうのというのは考えていない」と、成績不振の責任は求めない考えだ。「内容、結果が伴えば100点満点だった。結果が足りなかったが、劇的な戦いが多かった11年大会よりも手応えは感じている」。不満足な結果は認めたが、結果よりも内容を重視する方針だ。

 アジア杯までを第1クール、W杯1次予選終了の16年3月までを第2クール、同最終予選を第3クールとし、18年W杯ロシア大会を第4クールと区切った。アジア杯終了で1度リセットし、W杯ロシア大会での人材を育成、調査する。「3月の試合で大きく入れ替えるかは話していない。ただこれで区切りがついたので、W杯へ向けて次の選手を探していくことを話している」。2月上旬に技術委員会を開催する予定。