日本代表監督ハビエル・アギーレ氏(56)が解任された3日、ドイツでプレーする代表選手たちは一様に残念そうな表情を見せた。

 ハノーバー清武弘嗣(25)は「自分たちの意見も尊重してくれるし、『ピッチでやるのは選手自身だ』というのを常に言ってくれる監督。のびのびプレーしやすかった。残念です」と惜しんだ。アジア杯で主将だったフランクフルト長谷部誠(31)も「短い間だったが仲間として信頼してくれ、一緒に戦った。これからいい方に向かってくれることを願う」。右膝のけがでアジア杯を欠場した内田篤人(26=シャルケ)は「自分が代表に入ってから、一番楽しそうに練習していた。一番悔しいのは監督だと思う。でも、日本協会の気持ちも分かる」と語った。