日本協会田嶋幸三副会長(57)がアジア・サッカー連盟(AFC)の国際サッカー連盟(FIFA)理事選挙に「必勝態勢」で挑む。

 4日、4月30日の選挙に向けた説明会を開催。地道なアジア貢献活動の功績とクリーンさで勝負するだけに、アギーレ氏の八百長疑惑による解任はダメージとなる可能性もあるが「何があっても勝つということを考えてやっている。(解任騒動の)影響のあるなしは関係なく、勝つということです」と断言した。

 選挙で目指すのは3枠(15~19年の4年任期2枠、15~17年の2年任期1枠)のFIFA理事のイス。ただ、現職で17年までの任期を持つサルマン氏(バーレーン)がFIFA副会長選挙を兼ねるAFC会長選に落選すると、2年任期の1枠にサルマン氏が自動的に収まり、2枠のみの争いになる。ライバルは韓国協会の鄭夢奎会長ら4~6人になる見込みで、立候補の締め切りは28日。「落選した4年前は準備期間が短かった。今回はしっかり準備して自信を持って臨む」。W杯予選と同様に重要な戦いに勝ちにいく。