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家長先発復帰へ「和製メッシ」の突破力

U-22日本代表対アルシャバブ 前半、ドリブル突破するMF家長昭博
U-22日本代表対アルシャバブ 前半、ドリブル突破するMF家長昭博

 MF家長昭博(21=G大阪)が、個の力を存分に発揮し、11年前の歓喜を再現する。五輪予選でサウジアラビアと対戦するのは96年以来で、この時は前園が個人技で2得点を挙げ、五輪出場権を獲得した。当時の再現を狙う反町監督は、8月22日のベトナム戦で途中出場だった家長に関して「アキ(家長)は今回、本当にいい。充実している」と先発復帰させる方針だ。

 サウジ相手に組織力だけでは通用しないことは、すでにA代表が証明済みだ。7月のアジア杯準決勝では、試合は支配したが、個人技でやられて2-3で敗れた。二の舞いにならないためにも、個の力が必要になる。「和製メッシ」と呼ばれる家長の突破力が、局面を打開する武器になる。

 96年は本格的にサッカーを始めた年。この時は典型的なパサーだったが、当時の指導者から「1対1ではドリブルを仕掛けろ」と義務付けられ、名ドリブラーに成長するきっかけとなった。所属のG大阪でも、アトランタ五輪で日本を指揮した西野監督から「組織の中でいかに個人能力を生かすか」をたたき込まれている。「普段通りの力を発揮する」と語る家長がドリブルでサウジを切り裂き、日本を北京へ導くつもりだ。【奈島宏樹】

[2007年9月5日9時24分 紙面から]

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