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川淵C「反町を信じている」全面支援へ

PKでGK山本はボールに反応するが、惜しくも届かず失点する
PKでGK山本はボールに反応するが、惜しくも届かず失点する

 日本サッカー界を挙げて五輪の出場権を勝ち取る。北京五輪アジア最終予選カタール戦でU-22(22歳以下)日本代表が敗れ、自力突破の可能性が消滅する2位に転落したことを受け、日本協会の川淵三郎キャプテン(70)は18日、反町康治監督(43)の続投と、残り2戦へ全面バックアップを約束した。次戦11月17日(アウエー)ベトナム戦でのチャーター機利用や合宿開始時期の前倒しなど、反町監督の意向を聞いた上で可能な限り、サポートしていく意向を示した。なお反町監督らチームは同日、4班に分かれて帰国した。

 未明のカタール戦をテレビ観戦した川淵キャプテンが、反町監督の続投を明言した。今予選10戦目の初黒星、グループ2位転落にも「今まで見た中で一番、良かった。負けはしたが、失敗を恐れずにプレーしていた。チームは変わった。あと2試合、期待できる。反町を信じているし、残り2試合を勝ちきってほしい」と話した。これまで苦言を呈してきた姿勢から一転、落胆する反町ジャパンを激励した。

 今年2月の2次予選から「ピチピチ感がない」などと失敗を恐れ覇気のないプレーを繰り返す反町ジャパンに、厳しい言葉を浴びせてきた。2次予選全勝通過にも協会内部では8月22日にスタートした最終予選のホーム戦で勝利を逃した場合、A代表の大熊コーチ、U-20代表の吉田監督、江尻、井原両コーチらを後任候補に反町監督を解任する動きも水面下であった。

 しかし、反町ジャパンは苦しみながらも最終予選前半3戦を首位ターン。カタールに敗れ2位へ転落したものの、チーム状態が上向いていること、反町監督の下で一丸となっているチームを監督解任で混乱させるより、残り2戦を勝つことだけに集中させた方が得策との判断もあって、続投になったようだ。

 同キャプテンは反町ジャパンに「負けて自信をなくすことなく、前を向いて積極的にやってほしい」と注文。その一方で、この日の理事会では「サッカー界を挙げてバックアップしていく」と、Jリーグを含め各方面の協力を取り付けた。次戦ベトナム戦でのチャーター機の準備、合宿開始時期の前倒しなど、反町監督の意向を聞いた上で万全のサポート体制を敷く。【岡本学】

[2007年10月19日9時5分 紙面から]

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