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反町ジャパン不安露呈、大学生相手に0点

- 前半、FW李(左)は激しいマークに宙を舞う(撮影・蔦林史峰)
反町ジャパンの得点力不足は「重症」だった。U-22(22歳以下)日本代表が、千葉県内での短期合宿最終日の7日、北京五輪アジア最終予選ベトナム戦(17日、ハノイ)を想定して順大と練習試合を行った。圧倒的に攻めながら、守りを固める相手を最後まで崩しきれず、0-0で引き分けた。予選C組2位の日本にとって、ベトナム戦は大量得点での勝ち点3獲得が目標。不安の増す結果になってしまった。
反町監督はみけんにシワを寄せ、両手で顔を覆った。招集した全20選手を投入した90分間、あらゆる手を用いてもゴールシーンが生まれない。「順大はベトナムをイメージした相手だった。最後のところのスピード、精度、パワーが足りない」。課題克服に近づくどころか、不安が増す結果に歯切れが悪かった。
10月17日のカタール戦で逆転負けを喫し、C組2位に転落。さらに、ベトナム戦ではFW森島康(C大阪)とMF家長(G大阪)を出場停止で欠く。手薄な攻撃陣の再構築を目的に、緊急措置として2日間の短期合宿を組んだ。攻撃力の高い安田と内田を左右のサイドバックで起用。前後半ともに5分間のロスタイムを設けて、FW平山を投入するパワープレーも試した。だが、「ボールの引き出し方、運び方がよくない」と平山が言うように、攻守の切り替えが速い相手に攻撃スペースを埋められ、パスミスからカウンター攻撃を食らった。
選手たちも動揺を隠せない。ハーフタイムに反町監督からシュートの特訓を受けたFW李は「おまえがシュートを外すからだ、というメッセージが込められていたと思う」と猛省。MF本田圭も「チームがバラバラだった。少し角度が浅いとパスを選択してしまう。シュートを打たなければチャンスも生まれない」と語気を強めた。
最終予選4試合で奪った得点は、セットプレーからの3点のみ。視察したA代表のオシム監督は「パニックな部分もあった。点が取れないのは日本だけが抱える問題ではないが、ベトナム戦は点を取らないといけない状況。運が大切になってくる」と、ため息交じりに指摘した。反町ジャパンは9日のベトナム遠征メンバー発表を経て、12日にアウエーの地へ向かう。大量得点による快勝が期待される一戦まで、残された時間は少ない。【山下健二郎】
[2007年11月8日9時12分 紙面から]
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