国際サッカー連盟(FIFA)は8月31日、ナイジェリアで10月24日に開幕し、日本も出場するU-17(17歳以下)W杯で、選手の年齢を識別するために骨の磁気共鳴画像装置(MRI)検査を実施すると発表した。

 同大会のアフリカ予選で22歳の選手を起用したとして、ニジェールが獲得した出場権をはく奪されるなど、年齢制限違反が問題となっていた。

 検査は無作為で行われ、FIFAの医療スタッフが担当。「手首の骨のMRI検査は、18歳以上の選手を確実に識別できる」と説明している。(共同)