<ACL:城南3-1ゾバハン>◇決勝◇13日◇国立

 城南(韓国)が、試合序盤に主導権を握った。前半28分、ロングスローを起点に、ペナルティーエリア内でのこぼれ球をオーストラリア人DFオグネノブスキが左足で押し込み、先制点を奪った。同45分には、GK鄭成龍が至近距離からのシュートを横っ跳びで好セーブ。攻守両面で集中力を発揮した。

 後半開始早々の7分には、右CKからの浮き球をDF■(■は十の下に日を二つ縦に並べ、十の縦棒が一つ目の日を貫く)秉局が頭で押し込み、追加点を奪った。一方のゾバハン(イラン)は同22分、FWカストロのシュートを相手GKがはじいた浮き球に、FWハラトバリが頭で合わせて1点を返しが、38分に再び3失点目を許して万事休す。初優勝を逃した。

 城南は12月8日開幕のクラブW杯(UAE)にアジア代表として出場する。