<J1:柏2-1浦和>◇第14節◇28日◇国立

 浦和は国立でのアウェー戦で苦戦を強いられた。前半15分、574日ぶりにJのピッチに立ったMF三都主アレサンドロが負傷退場。代わりにMF相馬崇人が入った。前半途中に選手が交代し、攻撃のリズムをつかめないまま同29分、柏FW李忠成に先制点を奪われる。同32分には柏DF蔵川洋平のミドルシュートがポストに直撃。本来の持ち味である攻撃を見せられず、防戦一方となった。

 後半18分に右コーナー付近でのFWポンテのFKにDF阿部勇樹が飛び込んででヘッド。GKの頭上を通りゴールマウスに突き刺し同点に追いついた。直後にFW高原直泰に代えてFW永井雄一郎を投入。残り10分を切ると、ポンテの位置にMF梅崎司が入った。追加点を狙いに行ったが後半39分、逆にカウンターを受けMF太田圭輔のゴールで突き放された。結局、2点目を奪えずリーグ中断明けの初戦で敗れ、黒星発進となった。