<J1:東京5-1磐田>◇第26節◇23日◇味スタ

 リーグ戦3連勝中の東京が、試合の主導権を握った。前半14分、MFエメルソンのスルーパスに抜け出したFWカボレが、左足で先制ゴール。同33分にはMF石川直宏の右クロスに、後方からDF佐原秀樹が飛び込み、右足で追加点を奪った。磐田は直後の34分、東京のクリアミスをFW前田遼一が右足で蹴り込み、1点を返した。

 東京は後半16分、左サイド突破からカボレのクロスが、相手のオウンゴールを誘って3点目。さらに、同24分、再びカボレの左クロスに石川が右足で合わせ、4点目を奪った。同35分には相手のクリアミスを途中出場のFW鈴木達也が奪い、5点目を加える大勝。今季初の4連勝を飾った。磐田はゴール前まで攻めあがりながら、攻守の切り替えが素早い東京守備陣を崩しきれず、逆にカウンター攻撃を食らってピンチを招いた。DF田中誠が負傷交代するなど、最後まで悪い流れを覆せず、3連敗を喫した。