浦和はチャンスを作りながらも決めきれず、後半に2失点を喫した。

 前半35分、MF梅崎司(28)がミドルシュートを放つが、枠を越えた。後半18分には、MF関根貴大(19)がドリブル突破からクロスを入れるが、味方と合わなかった。

 守備では、前半はG大阪にほとんどチャンスを作らせなかったが、後半途中からリズムを握られた。同23分に右CKから先制を許し、同ロスタイムに追加点を奪われた。

 昨季、優勝を争いながら敗れた相手に、再び敗戦。ミハイロ・ペトロビッチ監督(57)は試合後の会見で「我々は相手よりもいいプレーをいていたが、セットプレーからの失点が残念だった。内容では上回れていたが、負けてしまったことは残念だ」と振り返った。

 DF那須大亮(33)は、セットプレーからの失点について「セットプレーからの失点は起こりえてしまう。相手にいいキッカーがいるチームが多いので、集中力を含めてやっていかないと」と反省していた。

 3月4日にはアジア・チャンピオンズリーグ、1次リーグブリスベン戦(ホーム)を控えており「自分たちがボールを保持して、いい切り替えからいい攻撃ができていた。良さは出ていたので、悲観することはない」と考えながら話した。