G大阪が今大会2戦連続で無得点で敗れた。

 雨が降り、厳しい寒さの敵地韓国で、攻撃陣も沈黙。“温存”のため先発を外れ、後半25分から出場したエースFW宇佐美貴史(22)が、何度が見せ場を作ったもののゴールは遠かった。

 宇佐美は「すべてにおいて情けない。タフさすらないし(攻撃の)質もない。1試合目(広州富力戦)も簡単に失点して、今日も簡単に失点してダメを押された。同じ試合をしてしまった。情けないです。あれくらいの相手に勝てないのは、情けない」と険しい表情だ。

 チームは日本代表MF今野が左足肉離れで長期離脱中。さらに守備の要のDF岩下も、ゼロックス杯から韓国移動を含めて中2日の過密日程を考慮されて今遠征は不在だった。

 08年以来のアジア制覇どころか、1次リーグ突破すら厳しくなってきた。