G大阪と東京は2-2で引き分けた。22歳プラチナ世代のG大阪FW宇佐美貴史と東京FW武藤嘉紀のエース同士が顔合わせ。両者そろってゴールを挙げ、日本の次世代を担う力を発揮した。
先に見せたのは、武藤だった。前半10分、中央をドリブル突破し、好機を演出。すると、同14分には宇佐美が中央で相手の股を抜き技術の高さを見せつけた。
試合が動いたのは、前半ロスタイム。ゴール前で宇佐美がMF遠藤へパス。遠藤がピンポイントのクロスを上げ、FWパトリックが頭でゴール。G大阪が先制点を挙げた。
後半に入ると、G大阪ペース。同8分、宇佐美がペナルティーエリア内で倒されPK獲得。自らが決め、追加点を奪った。
しかし、東京が追い上げる。同30分、今度は武藤がペナルティーエリア内で仕掛け、反転し最後は左足でゴール。さらに試合終了間際、右足でゴールへ突き刺しチームを救った。