今季、東京Vユースから昇格したMF三竿健斗(18)が、ボランチの一角として公式戦初戦で先発フル出場を果たした。

 フォルランや玉田ら、相手の攻撃陣にも臆せずボールを奪いにいき、積極的に攻撃にも参加した。

 試合後には「すごくやりやすくて、観客もいっぱいいて、ピッチに入った瞬間に笑っちゃいました」という強心臓ぶりを披露した。

 13年U-17W杯に出場した日本代表に名を連ね、、チームの16強入りに貢献。兄の雄斗も湘南で活躍中という良血のスター候補生だ。

 東京VのDF井林主将は「18歳とは思えないくらい落ち着いていた。中盤の球際も頑張っていた」とたたえ、ボランチでコンビを組んだ32歳のMF中後も「本当に頼もしい。引っ張ってくれたとまでは言いたくないですけど(笑い)、それくらいの安心感があった」と話した。