横浜がブラジルの名門サンパウロから期限付き移籍で獲得したブラジル人FWアデミウソン(21)が9日、横浜市内での練習に合流した。

 8日に待望の来日を果たしたばかり。黒いニットキャップをかぶり約1時間30分の練習に部分合流。ボールを使ったメニューもこなした。

 世界が注目するU-21(21歳以下)ブラジル代表の背番号10を背負う逸材は練習後「コンニチハ!」と手を挙げてテレビカメラの前に登場。「この寒さ、時差、食べ物などにできるだけ早く慣れて、チームのためになりたい」と話した。

 知っている日本人選手について問われると「ナカムラ」「ホンダ」と同僚となるMF中村俊輔(36)、ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)の2人の名を挙げた。

 注目のJデビューは早くとも14日の第2節東京戦(味スタ)となる見込み。7日の開幕戦で川崎Fに1-3で完敗した横浜の“救世主”として大きな期待を背負う。